北九州市教育委員会では、平成29年3月に「北九州市立小・中学校の学校規模適正化の進め方」を策定(平成31年3月更新)し、適正化対象校を公表しています。対象校の選定に当たっては、令和12年を基準とし、複式学級のある学校又は全校児童数(推計値)が150名以下で学年単学級の小学校としており、全27校です。
義務教育段階の学校では、児童生徒の能力を伸ばしつつ、集団の中で多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて社会性や規範意識を身につけさせることが重要です。そうした教育を十分に行うためには、小・中学校では適正な集団規模が確保されていることが必要です。「教育環境の整備による教育効果の向上を図る」ため、学校規模適正化を進めてまいります。
令和元年10月23日に、新たに学校統合に着手する学校として、小森江西小学校、小森江東小学校、修多羅小学校、古前小学校の4校を公表し、令和2年1月には、保護者代表、地域代表、学校代表者で構成される統合準備委員会を立ち上げ、統合に向けての協議を行いました。
修多羅小学校・古前小学校については、令和4年4月1日に統合し、新しく「くきのうみ小学校」が開校しました。小森江西小学校・小森江東小学校については、令和5年4月以降の統合に向け現在協議中です。
北九州市立小・中学校の学校規模適正化の進め方
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kyouiku/02800118.html