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北九州市の環境国際協力に対する国際的な評価について教えてください。

①OECD(経済協力開発機構)「環境の状況報告書」で紹介
 昭和60年、OECDが発表した「環境の状況報告書」において、本市は「灰色のまちから緑のまちへ」と紹介されました。
② 「グローバル500」受賞
 平成2年6月、本市の環境改善と国際協力への取り組みが評価され、国連環境計画より、日本の自治体として初めてグローバル500を受賞しました。
③ 「国連地方自治体表彰」受賞
 平成4年にはブラジルのリオデジャネイロで開催された国連環境開発会議(地球サミット)で「国連地方自治体表彰」を受賞しました。
 これは、世界中で、持続可能な開発、環境保全に貢献、取り組んできた12都市にのみ贈られた賞で、本市は、日本の自治体で唯一受賞しました。
④クリーンな環境のための北九州イニシアティブの普及
 平成12年9月に北九州市で開催された、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)主催の「環境と開発に関する閣僚会議 」において、北九州市の公害克服、都市再生の経験や取組みをモデルに、アジア・太平洋地域の環境改善を推進する「クリーンな 環境のための北九州イニシアティブ」が採択されました。北九州イニシアティブは、平成14年に開催された「持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグ・サミット)」の政府間協議による合意文書である「実施計画(タイプ1文書)」にも明記されました。
⑤国連大学「持続可能な開発のための教育に関する地域の拠点(RCE)」に認定
RCEとは、ESD(持続可能な開発のための教育)を推進する仕組みとして、国連大学が認定する地域拠点のことです。全世界で進められており、令和元年5月現在、世界では168地域が、国内では北九州をはじめとする6地域が認定されています。
⑥OECDグリーンシティ・プログラムのグリーン成長都市に選定
北九州市は、平成23年6月に経済協力開発機構(OECD)が進めるグリーンシティ・プログラムのグリーン成長都市として、パリ・シカゴ・ストックホルムと並び、アジア地域で初めて選定されました。平成25年には北九州市の環境分野における政策や取組みを評価した、「北九州のグリーン成長」がOECDから発表されました。
⑦OECDより「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」に選定
平成30年4月、OECDより「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」として、世界9つの都市・地域の1つにアジア地域で初めて選定されました。
その後、OECDは約2年に渡り、本市のSDGsの取組み等を独自の視点で調査・分析し、「OECD SDGs 北九州レポート」として取りまとめ、令和3年(2021年)にOECDから発表されました。
OECD(経済協力開発機構)とは、日本を含む世界の38か国が加盟する国際機関で、世界経済や持続可能な開発などに関する調査研究や政策提言を行っています。
<お問い合わせ先>
【環境局環境国際戦略課】(TEL 093-662-4020)



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